約 588,453 件
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/44.html
思念体「製造番号2……応答しなさい」 長門「……なに?」 思念体「涼宮ハルヒが……嫌われた仲間にどういった反応を示すかのテストをしたい……」 長門「……それがなにか……?」 思念体「製造番号2……おまえには明日からクラスの嫌われものになってもらう……明日から一週間」 長門「……」 思念体「感情がないから辛くはないな……では伝えた……以上」 長門「……」 次の日 男子1「お前今日も学校来たのかよ、いてもいなくても変わんねーから学校くんなよ!! コラ!!」 ドガッ 男子2「学校これねーようにしてやろうか? おい聞いてんのかネクラ!!」 ボグッ 長門「……う」 女子1「いいじゃんそれ! 坊主にしてやるとか顔焼いてやるとかさぁ!!」 ドガドガ 女子2「どうせいくらやってもあたしたちが注意されたりしないからね」 ドガドガ 長門「……ううっ」 放課後 キョン「おい長門」 長門「(ビクッ)……なに……?」 キョン「なにじゃねえだろ」 長門「……?」 ドガッ 長門「あっ……!」 キョン「なんで部室に来てんだよ……! お前いたら……俺達までいじめられるかもしれねえだろ……」 長門「……!! ……うっ……」 みくる「鶴屋さんだって……長門さんに優しくしてたから……いじめられて……どうしてくれるんですかっ!!?」 古泉「長門さんのせいで僕達がいじめられるのだけは避けたいですね……」 長門「……うっ……ううっ……」 キョン「泣いてねえでさっさと帰れよ!! いるだけで迷惑なんだよ!!」 長門「うっ……ううっ……わか……った……」 ドアの前にて ハルヒ「(……有希が……みんなにいじめられて……どういうことよ……!? まさか私が知らなかっただけ……?)」 ハルヒ「…………」 ガチャ ハルヒ「あ……あんたたち有希になにしてんのよっ!?」 キョン「あっ……ハルヒ……聞いてたのか……?」 ハルヒ「ええ、全部なにからなにまで!! キョン! あんた最低よ! 自分がいじめられるのが怖いからって……」 キョン「うっ……なんだよ、いじめられるのが怖くて何が悪いんだよ!? 俺は怖いんだ!」 ハルヒ「だからって……だからって有希を……」 みくる「……涼宮さんも、鶴屋さんみたいになりたいんですか……?」 ハルヒ「あ……あたしはいじめなんて……!」 古泉「怖くないんですか……? “また”昔のように一人ぼっちでもいいんですか……?」 ハルヒ「……!!」 キョン「俺達だって、お前がそんなふうならいつまでも一緒になんかいないぞ……?」 ハルヒ「…………」 ハルヒ「一人……一人はイヤよ…… 私だけ一人は……」 キョン「ならお前もこっち側の人間になれよ、長門一人が苦しめば俺達は助かるんだから……」 ハルヒ「……そう……よね……有希さえ辛けりゃ私は……大丈夫なんだから……」 キョン「……おい、聞いてたんだろネクラ!! ……さっさと行けよ……!」 長門「……………………………………………わか……った……」 次の日 女子3「……ねえ、あれって……長門といっつも一緒にいた人よね……? キョン……だっけ?」 女子4「もしかして長門と仲良かったりして……」 キョン「(……くっ……まずいぞ……このままじゃ俺が……)」 昼休み キョン「おい長門」 長門「(ビクッ)……は……はい……」 ボグッ 長門「……うっ……!」 キョン「……お前のせいで俺までいじめられるかもしれねえんだよ……」 ガッ 長門「あ……ひっ……!?」 キョン「だから黙って殴られろよ……俺とお前は関係ねえってアピールしなきゃ……俺が……」 ドガッ 長門「……うっ………………うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」 穏健「……おい」 思念体「……なんだ?」 穏健「製造番号2が自殺したぞ……自ら機能停止を発動した」 思念体「……ふむ」 穏健「……どうするんだ? 我々はやめろといったはずだ」 思念体「……アレには感情が備わっていたようだ、失敗作を処分する手間が省けた」 穏健「……ならばしかし代わりが必要だ」 思念体「……バックアップを使うか」
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/1692.html
国・地域 / 人物 世界を言葉で検索 ■ テクノラティ検索 #technorati ■ クチコミ検索 #bf ■ ブログ2 #blogsearch2 ■ ニュース1 18歳未満にみだらな行為 空自隊員処分(秋田県)(ABS秋田放送) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 現金渡さず逃走、途方に暮れた少女が通報 児童買春容疑で男を逮捕(カナロコ by 神奈川新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 北海道ニュース UHB - 北海道ニュース UHB | UHB 北海道文化放送 送迎車内で未成年にわいせつ容疑 元介護員再逮捕 山口 - iza(イザ!) 歌舞伎町「トー横」で少女17人一斉補導…私服警官120人投入(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 神奈川・厚木のホテルで高3女子に目隠し、みだらな行為を動画撮影 男2人再逮捕 - 47NEWS 旭川女子中学生“いじめ”事件 助けを求めるも学校側は“いじめ”を認めず・・・いじめを防ぐには?背景には問題点も【報道特集】(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ホテルで女子高生にわいせつ…3万円渡す 市職員を免職 ツイッターで知り合い「深く反省している」(埼玉新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 傷害致死事件まで起きた“トー横キッズ”の独自世界 女子高生に悪さ「トー横四天王」も(東スポWeb) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 春高バレー秋田代表 男子・雄物川 女子・秋田北の対戦相手決まる - www.fnn.jp 今泉佑唯 主演舞台終え感謝「私は今、幸せな人生を歩んでいると心からそう言えます」(東スポWeb) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース わいせつ保育士、再登録10年禁止 来年改正案提出へ - 産経ニュース 児童買春・ポルノ禁止法違反の疑い 男2人逮捕 神奈川県警 - 産経ニュース 当時10代の女性にわいせつな画像を送信させたとして21歳の男を逮捕 山梨(UTYテレビ山梨) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 男子高校生の性的画像を送信 容疑で31歳の佐賀市職員逮捕 24日、福岡県警(佐賀新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース わいせつ容疑で小学校講師を逮捕 - 47NEWS 18歳未満と知りながらギフトカード4万円分渡し 児童買春の疑いで四街道の男逮捕 旭署(千葉日報オンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 11歳女児の裸を撮影か 出頭した研究員の男逮捕(静岡県)(静岡放送(SBS)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「性欲抑えきれなかった」男児に強制性交容疑で岡山の男再逮捕 奈良県警、サイバーパトロール端緒(山陽新聞デジタル) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 強制わいせつなどの疑いで元力士再逮捕 女児に裸画像送らせる - 東京新聞 横浜の高3女子に裸の画像送らせ「相手しないとSNSで拡散」 埼玉の男を逮捕(カナロコ by 神奈川新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 高3女子に裸の画像送らせ「相手しないと拡散」 男逮捕 | カナロコ by 神奈川新聞 - カナロコ(神奈川新聞) ホテルで女子高生にわいせつな行為した疑い、57歳男を逮捕 埼玉・川越署に被害者家族から相談、発覚(埼玉新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 現金1万円渡す約束して10代にみだらな行為 沖縄で埼玉の男を逮捕(沖縄タイムス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 共産党の公約で「非実在児童ポルノ」が衆院選の争点化…表現規制問題の論点整理 - Business Journal 未成年のわいせつ被害撲滅へ…警察が有害情報に目光らせる『サイバーパトロール』手掛かりは無数の“隠語” - tokai-tv.com 「非実在児童ポルノ」めぐる日本共産党の政策紹介ページが議論呼ぶ 「誤った社会的観念を広める」(1/2 ページ) - - ねとらぼ ◆児童ポルノ製造疑い - 山陰中央新報 SNSでの性被害 簡単につながる「Z世代」守れ - ITmedia 女子高生にカラオケ店でわいせつ、容疑の男逮捕 SNS通じ…18歳未満と知るも現金渡し行為/埼玉・川越 - 埼玉新聞 児童ポルノ撮影疑い 「西郷どん」出演の俳優逮捕 - 産経ニュース 【SNSの罠】女子中生になりすました元校長の卑劣メッセージ - 産経ニュース SNSでの性被害 簡単につながる「Z世代」守れ - 産経ニュース 少女にわいせつ、教諭「現金とスマホは対価ではない」…児童買春容疑を一部否認 - 読売新聞 女子中学生にわいせつ画像送らせた疑い 20歳男逮捕 北海道警 - 産経ニュース 15歳少女とみだらな行為、容疑で中学教諭を逮捕 - 産経ニュース 鹿児島でパイロット逮捕が1位 先週の注目記事21年9月12日-18日 - Aviation Wire ホテルで女子生徒とわいせつ、現金渡す約束した無職男を逮捕 母親が娘の行動を確認、埼玉県警に相談し発覚(埼玉新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 教諭が小学校トイレで盗撮、有罪判決…「教員としてあるまじき行為だ」 - 読売新聞 高1と中2女子にみだらな行為、スマホで撮影も 男を逮捕 | カナロコ by 神奈川新聞 - カナロコ(神奈川新聞) 元力士が少女装い11歳女児にわいせつ画像送らせた疑いで逮捕 当時は現役 - ニッカンスポーツ 現金渡す約束し、レンタルルームで中2女子にみだらな行為か | カナロコ by 神奈川新聞 - カナロコ(神奈川新聞) 「自慰行為の動画を送ってよ」児童ポルノ犯がSNSで見つけたターゲットに使う卑劣な手口 なぜ子供たちは「自撮り」を送るのか - PRESIDENT Online 16歳少女を買春、商業施設の駐車場で…会社員を逮捕 少女と母親が埼玉県警に相談して発覚 - 埼玉新聞 ニルヴァーナのジャケ写「全裸赤ちゃん」提訴が話題、日本の法律で「児童ポルノ」にあたる?(弁護士ドットコムニュース) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 児童ポルノのメモリーカードをゴックン…懲役12年後に母国メキシコへ強制送還される31歳男|もぎたて海外仰天ニュース - 日刊ゲンダイDIGITAL 入所児童にわいせつか タブレット端末に行為を撮影した動画 元職員の男逮捕 香取署(千葉日報オンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース スケボー仲間の男子高生4人、たまり場の廃虚で児童ポルノ動画撮影か - 読売新聞 元美容師、客だった17歳少女のポルノ映像撮影 - 読売新聞 福祉犯罪被害、SNSきっかけが5割超 目立つ低年齢 神奈川 - 毎日新聞 - 毎日新聞 静岡県内 少年の摘発・補導749人で過去最少 2020年県警まとめ、夏休みの犯罪被害「注意を」|あなたの静岡新聞 - @S[アットエス] by 静岡新聞 ホテルで女子高生にわいせつ行為…会社員を逮捕 SNSで出会い、3万円渡す 家族が埼玉県警に相談し発覚 - 埼玉新聞 コインランドリーで下着を盗んだ男に判決 カウンセリング予定と執行猶予(沖縄タイムス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 3歳女児の裸撮影疑い、大分の高校教員を逮捕 - 産経ニュース 視覚支援学校の講師、少女2人にみだらな行為…携帯電話で撮影させた疑いも - 読売新聞 SNSで女子になりすまし下着姿送信させる 容疑者逮捕 - 朝日新聞デジタル 教諭「4回会ったら30万円払う」とわいせつ行為、3回目の後に連絡絶つ - 読売新聞 人気元ユーチューバーに、罰金50万円の略式命令 - 読売新聞 押収した児童ポルノを私有スマホで撮影…巡査を書類送検 - 読売新聞 行為を犯罪化する意味―話題の「大麻使用罪」―(園田寿) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 第67回 スマホで加害者にもなる10代 - 新公民連携最前線 「裸の写真送って」「お金渡すから会おう」求めに応じると…SNSで狙われる未成年 - 読売新聞 児童ポルノ違反疑い 自称進学塾長逮捕 千葉北署 - 千葉日報 性的画像、減らない流出被害 宮城県内で昨年23人被害 - 河北新報オンライン ホテルで女子高生にわいせつ 容疑で大学生を逮捕 2万円渡す約束し、2万円盗む 母親が埼玉県警に相談 - 埼玉新聞 わいせつ画像、送信させる…女子高生や女児に スマホに保存した男、容疑で逮捕 女子高生ら自分で撮影 - 埼玉新聞 12人の男児・女児にわいせつ行為 男に懲役18年判決 - 朝日新聞デジタル YouTuber逮捕は氷山の一角、児童の「自画撮り被害」という社会問題 - NEWSポストセブン 元人気YouTuber、児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕(BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 桐生署が時効気付かず男性逮捕 児童ポルノ製造容疑 釈放後、別件で再逮捕 - 上毛新聞ニュース 児童ポルノ法違反で罰金 消防士を停職処分 - 中日新聞 子どもへの性被害生む児童ポルノという引き金 - 東洋経済オンライン 「児童の売買,児童買春及び児童ポルノに関する児童の権利条約選択議定書の実施に関するガイドライン」公表に対する政府の見解 - Ministry of Foreign Affairs of Japan 米人気ユーチューバー、児童ポルノ法違反で禁錮10年判決 米連邦地裁 - BBCニュース 児童ポルノ禁止法違反の疑い 29歳の保育士男逮捕 流山署 - 千葉日報 今日は何の日?:単純所持を禁止、改正児童ポルノ法が成立(6月18日) - - ITmedia 児童ポルノの単純所持、あす罰則規定施行 需要絶ち子供を保護 - 産経ニュース 警察が法改正で根絶をねらう「児童ポルノの根源」 - 産経ニュース 改正児童ポルノ禁止法 | ニュース - 公明新聞 単純所持禁止する改正児童ポルノ法、7月15日施行 1年間は罰則適用なし - ITmedia 児童ポルノ禁止法改定案成立 - しんぶん赤旗 児童ポルノ“所持”も禁止に 改正法が成立|日テレNEWS24 - 日テレNEWS24 児童ポルノ「単純所持」も罰則対象 改正禁止法成立 - 日本経済新聞 児童ポルノ所持にも罰則、改正児童ポルノ禁止法が成立 - CNN Japan 単純所持を禁止する改正児童ポルノ法成立 - ITmedia 日本雑誌協会、改正児童ポルノ法成立に「断固抗議」 「表現規制につながる危険性がある」 - ITmedia 子どもの権利を守る 児童ポルノ禁止法改正案 | 公明ニュース(2014/6/11) - 公明新聞 児ポ法改正案から漫画・アニメの条項を削除へ - ハフィントンポスト 児童ポルノ禁止法問題、各党代表が賛否を表明 安倍首相「あくまで子どもを守るための法律」 - ITmedia 「創作の自由が侵される可能性」 児童ポルノ禁止法改定案、文芸家協会が反対声明 - ITmedia 児童ポルノ禁止法改定案に日弁連が反対声明 「善良な社会風俗の保護が目的ではない」 - ITmedia 児童ポルノ禁止法改定案の全文、衆院サイトで公開 - ITmedia 児童ポルノ法改正に反対声明相次ぐ 「定義があいまいで混乱する」 - J-CASTニュース 児童ポルノ禁止法改定の真の目的は何か? 単純所持禁止、マンガ・アニメ「調査研究」への懸念 - ITmedia 児童ポルノ禁止法改定案、提出迫る 漫画・アニメ表現規制の検討も盛り込む - ITmedia ■ ニュース2 18歳未満にみだらな行為 空自隊員処分(秋田県)(ABS秋田放送) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 現金渡さず逃走、途方に暮れた少女が通報 児童買春容疑で男を逮捕(カナロコ by 神奈川新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 北海道ニュース UHB - 北海道ニュース UHB | UHB 北海道文化放送 送迎車内で未成年にわいせつ容疑 元介護員再逮捕 山口 - iza(イザ!) 歌舞伎町「トー横」で少女17人一斉補導…私服警官120人投入(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 神奈川・厚木のホテルで高3女子に目隠し、みだらな行為を動画撮影 男2人再逮捕 - 47NEWS 旭川女子中学生“いじめ”事件 助けを求めるも学校側は“いじめ”を認めず・・・いじめを防ぐには?背景には問題点も【報道特集】(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ホテルで女子高生にわいせつ…3万円渡す 市職員を免職 ツイッターで知り合い「深く反省している」(埼玉新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 傷害致死事件まで起きた“トー横キッズ”の独自世界 女子高生に悪さ「トー横四天王」も(東スポWeb) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 春高バレー秋田代表 男子・雄物川 女子・秋田北の対戦相手決まる - www.fnn.jp 今泉佑唯 主演舞台終え感謝「私は今、幸せな人生を歩んでいると心からそう言えます」(東スポWeb) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース わいせつ保育士、再登録10年禁止 来年改正案提出へ - 産経ニュース 児童買春・ポルノ禁止法違反の疑い 男2人逮捕 神奈川県警 - 産経ニュース 当時10代の女性にわいせつな画像を送信させたとして21歳の男を逮捕 山梨(UTYテレビ山梨) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 男子高校生の性的画像を送信 容疑で31歳の佐賀市職員逮捕 24日、福岡県警(佐賀新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース わいせつ容疑で小学校講師を逮捕 - 47NEWS 18歳未満と知りながらギフトカード4万円分渡し 児童買春の疑いで四街道の男逮捕 旭署(千葉日報オンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 11歳女児の裸を撮影か 出頭した研究員の男逮捕(静岡県)(静岡放送(SBS)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「性欲抑えきれなかった」男児に強制性交容疑で岡山の男再逮捕 奈良県警、サイバーパトロール端緒(山陽新聞デジタル) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 強制わいせつなどの疑いで元力士再逮捕 女児に裸画像送らせる - 東京新聞 横浜の高3女子に裸の画像送らせ「相手しないとSNSで拡散」 埼玉の男を逮捕(カナロコ by 神奈川新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 高3女子に裸の画像送らせ「相手しないと拡散」 男逮捕 | カナロコ by 神奈川新聞 - カナロコ(神奈川新聞) ホテルで女子高生にわいせつな行為した疑い、57歳男を逮捕 埼玉・川越署に被害者家族から相談、発覚(埼玉新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 現金1万円渡す約束して10代にみだらな行為 沖縄で埼玉の男を逮捕(沖縄タイムス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 共産党の公約で「非実在児童ポルノ」が衆院選の争点化…表現規制問題の論点整理 - Business Journal 未成年のわいせつ被害撲滅へ…警察が有害情報に目光らせる『サイバーパトロール』手掛かりは無数の“隠語” - tokai-tv.com 「非実在児童ポルノ」めぐる日本共産党の政策紹介ページが議論呼ぶ 「誤った社会的観念を広める」(1/2 ページ) - - ねとらぼ ◆児童ポルノ製造疑い - 山陰中央新報 SNSでの性被害 簡単につながる「Z世代」守れ - ITmedia 女子高生にカラオケ店でわいせつ、容疑の男逮捕 SNS通じ…18歳未満と知るも現金渡し行為/埼玉・川越 - 埼玉新聞 児童ポルノ撮影疑い 「西郷どん」出演の俳優逮捕 - 産経ニュース 【SNSの罠】女子中生になりすました元校長の卑劣メッセージ - 産経ニュース SNSでの性被害 簡単につながる「Z世代」守れ - 産経ニュース 少女にわいせつ、教諭「現金とスマホは対価ではない」…児童買春容疑を一部否認 - 読売新聞 女子中学生にわいせつ画像送らせた疑い 20歳男逮捕 北海道警 - 産経ニュース 15歳少女とみだらな行為、容疑で中学教諭を逮捕 - 産経ニュース 鹿児島でパイロット逮捕が1位 先週の注目記事21年9月12日-18日 - Aviation Wire ホテルで女子生徒とわいせつ、現金渡す約束した無職男を逮捕 母親が娘の行動を確認、埼玉県警に相談し発覚(埼玉新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 教諭が小学校トイレで盗撮、有罪判決…「教員としてあるまじき行為だ」 - 読売新聞 高1と中2女子にみだらな行為、スマホで撮影も 男を逮捕 | カナロコ by 神奈川新聞 - カナロコ(神奈川新聞) 元力士が少女装い11歳女児にわいせつ画像送らせた疑いで逮捕 当時は現役 - ニッカンスポーツ 現金渡す約束し、レンタルルームで中2女子にみだらな行為か | カナロコ by 神奈川新聞 - カナロコ(神奈川新聞) 「自慰行為の動画を送ってよ」児童ポルノ犯がSNSで見つけたターゲットに使う卑劣な手口 なぜ子供たちは「自撮り」を送るのか - PRESIDENT Online 16歳少女を買春、商業施設の駐車場で…会社員を逮捕 少女と母親が埼玉県警に相談して発覚 - 埼玉新聞 ニルヴァーナのジャケ写「全裸赤ちゃん」提訴が話題、日本の法律で「児童ポルノ」にあたる?(弁護士ドットコムニュース) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 児童ポルノのメモリーカードをゴックン…懲役12年後に母国メキシコへ強制送還される31歳男|もぎたて海外仰天ニュース - 日刊ゲンダイDIGITAL 入所児童にわいせつか タブレット端末に行為を撮影した動画 元職員の男逮捕 香取署(千葉日報オンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース スケボー仲間の男子高生4人、たまり場の廃虚で児童ポルノ動画撮影か - 読売新聞 元美容師、客だった17歳少女のポルノ映像撮影 - 読売新聞 福祉犯罪被害、SNSきっかけが5割超 目立つ低年齢 神奈川 - 毎日新聞 - 毎日新聞 静岡県内 少年の摘発・補導749人で過去最少 2020年県警まとめ、夏休みの犯罪被害「注意を」|あなたの静岡新聞 - @S[アットエス] by 静岡新聞 ホテルで女子高生にわいせつ行為…会社員を逮捕 SNSで出会い、3万円渡す 家族が埼玉県警に相談し発覚 - 埼玉新聞 コインランドリーで下着を盗んだ男に判決 カウンセリング予定と執行猶予(沖縄タイムス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 3歳女児の裸撮影疑い、大分の高校教員を逮捕 - 産経ニュース 視覚支援学校の講師、少女2人にみだらな行為…携帯電話で撮影させた疑いも - 読売新聞 SNSで女子になりすまし下着姿送信させる 容疑者逮捕 - 朝日新聞デジタル 教諭「4回会ったら30万円払う」とわいせつ行為、3回目の後に連絡絶つ - 読売新聞 人気元ユーチューバーに、罰金50万円の略式命令 - 読売新聞 押収した児童ポルノを私有スマホで撮影…巡査を書類送検 - 読売新聞 行為を犯罪化する意味―話題の「大麻使用罪」―(園田寿) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 第67回 スマホで加害者にもなる10代 - 新公民連携最前線 「裸の写真送って」「お金渡すから会おう」求めに応じると…SNSで狙われる未成年 - 読売新聞 児童ポルノ違反疑い 自称進学塾長逮捕 千葉北署 - 千葉日報 性的画像、減らない流出被害 宮城県内で昨年23人被害 - 河北新報オンライン ホテルで女子高生にわいせつ 容疑で大学生を逮捕 2万円渡す約束し、2万円盗む 母親が埼玉県警に相談 - 埼玉新聞 わいせつ画像、送信させる…女子高生や女児に スマホに保存した男、容疑で逮捕 女子高生ら自分で撮影 - 埼玉新聞 12人の男児・女児にわいせつ行為 男に懲役18年判決 - 朝日新聞デジタル YouTuber逮捕は氷山の一角、児童の「自画撮り被害」という社会問題 - NEWSポストセブン 元人気YouTuber、児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕(BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 桐生署が時効気付かず男性逮捕 児童ポルノ製造容疑 釈放後、別件で再逮捕 - 上毛新聞ニュース 児童ポルノ法違反で罰金 消防士を停職処分 - 中日新聞 子どもへの性被害生む児童ポルノという引き金 - 東洋経済オンライン 「児童の売買,児童買春及び児童ポルノに関する児童の権利条約選択議定書の実施に関するガイドライン」公表に対する政府の見解 - Ministry of Foreign Affairs of Japan 米人気ユーチューバー、児童ポルノ法違反で禁錮10年判決 米連邦地裁 - BBCニュース 児童ポルノ禁止法違反の疑い 29歳の保育士男逮捕 流山署 - 千葉日報 今日は何の日?:単純所持を禁止、改正児童ポルノ法が成立(6月18日) - - ITmedia 児童ポルノの単純所持、あす罰則規定施行 需要絶ち子供を保護 - 産経ニュース 警察が法改正で根絶をねらう「児童ポルノの根源」 - 産経ニュース 改正児童ポルノ禁止法 | ニュース - 公明新聞 単純所持禁止する改正児童ポルノ法、7月15日施行 1年間は罰則適用なし - ITmedia 児童ポルノ禁止法改定案成立 - しんぶん赤旗 児童ポルノ“所持”も禁止に 改正法が成立|日テレNEWS24 - 日テレNEWS24 児童ポルノ「単純所持」も罰則対象 改正禁止法成立 - 日本経済新聞 児童ポルノ所持にも罰則、改正児童ポルノ禁止法が成立 - CNN Japan 単純所持を禁止する改正児童ポルノ法成立 - ITmedia 日本雑誌協会、改正児童ポルノ法成立に「断固抗議」 「表現規制につながる危険性がある」 - ITmedia 子どもの権利を守る 児童ポルノ禁止法改正案 | 公明ニュース(2014/6/11) - 公明新聞 児ポ法改正案から漫画・アニメの条項を削除へ - ハフィントンポスト 児童ポルノ禁止法問題、各党代表が賛否を表明 安倍首相「あくまで子どもを守るための法律」 - ITmedia 「創作の自由が侵される可能性」 児童ポルノ禁止法改定案、文芸家協会が反対声明 - ITmedia 児童ポルノ禁止法改定案に日弁連が反対声明 「善良な社会風俗の保護が目的ではない」 - ITmedia 児童ポルノ禁止法改定案の全文、衆院サイトで公開 - ITmedia 児童ポルノ法改正に反対声明相次ぐ 「定義があいまいで混乱する」 - J-CASTニュース 児童ポルノ禁止法改定の真の目的は何か? 単純所持禁止、マンガ・アニメ「調査研究」への懸念 - ITmedia 児童ポルノ禁止法改定案、提出迫る 漫画・アニメ表現規制の検討も盛り込む - ITmedia .
https://w.atwiki.jp/isikarisyuuraku/pages/13.html
ここまでの経緯 8/31~ 騒動開始加害者が他ジャンル者へ晒し行為開始 加害者グループを形成、集団で暴力的な発言 加害者グループが誹謗中傷を肯定し楽しむ 加害者グループが被害者に対し「殺す」「犯す」など物騒なやりとりで盛り上がった事を公開 加害者が被害者作品を楽しむ同カプ者へ暴言 同カプの加害者関係者が野次馬化 9/6 被害者が加害者グループにコンタクト 10月頭 被害者ジャンル撤退 10/6~ 加害者グループが撤退した被害者をさらに誹謗中傷 10/8~ 炎上 ◆8/31~ 騒動開始 某日、刀ジャンルにて集団いじめ被害者が小説をピクシブにアップする (特殊性癖、注意書きはしっかりあるもの) 8/31~ 被害者の小説が字数の多さから話題となったところに 被害者と同カプであるしゃますけ等集団いじめ加害者たちが感想(とは呼べない誹謗中傷)をツイートし始める しゃますけ「今期最高のクソだったな~~」 加害者が他ジャンル者への晒し行為開始 しゃますけが他ジャンルのフォロワーに被害者の小説を読むよう勧めはじめる 以後、特殊性癖注意書きがある被害者の小説をジャンルを超えて拡散する行為を続ける ここでも誹謗中傷の文言が添えられる しゃますけ「(他ジャンル者へ)石こりオールキャラ出演クソ小説 暇だったら流し読みして」 しゃますけ「本編だと思って読んでたらゴミ、ここもゴミ、ここも、ここも、こんな佳境まで!?ハァ???」 加害者グループを形成、集団で暴力的な発言 佐渡さわ、あさくら、笹尾、町田らしゃますけの仲間たちが被害者作品への誹謗中傷の流れに次々加わる ⇒LINEグループで作品批判を続けることを示唆 ⇒しゃますけ、まつの、あさくら、笹尾が殺害を示唆するような物騒なやりとりを他人でも見えるリプライ中に行う 「殺せたらそれでいい」「懐にチャカあるやん」「人を殴るときは殴った感触が欲しい」 加害者グループが誹謗中傷を肯定し楽しむ スカイプでもしゃますけ、まつの、あさくら、笹尾らが誹謗中傷のやりとりを続ける 自分たちの誹謗中傷を好戦的であると肯定し褒め合う 「みんなが戦闘民族だったの好感度上がった」「すごい一体感だった」 加害者グループが被害者に対し「殺す」「犯す」など物騒なやりとりで盛り上がった事を公開 被害者は絵名義のツイッターアカウントで「殺す、犯す等言われた」とツイート 「犯すとは言ってませんからね」「犯すは私しか言ってません」 加害者が被害者作品を楽しむ同カプ者へ暴言 被害者作品のファンやカップリング界そのものへの暴言 「頭が空っぽになって考えもなしに褒めてるやつが多くて腹立ってきた」 同カプの加害者関係者が野次馬化 同カプ内で、しゃますけら加害者中心グループじゃない人間も被害者小説への誹謗中傷の流れに便乗し始める 諫めるどころか野次馬的に楽しんでいるのを隠さない 「TLだいぶ荒れてるなーって思って野次馬ソワワッてしてる根性悪です\(^o^)/」 「実は私も一人でザワ……してますwwwこれは出歯亀したくなりますよ~。」 ◆9/6 被害者が加害者グループにコンタクト 騒動開始から一週間が過ぎてもしゃますけ、まつのらの 被害者小説への誹謗中傷は「卍」「エイリアン発情」「スラム喫茶」など わざわざ隠語を用いてツイッター上で執拗に続けられていた 特殊性癖注意書きありの小説を他ジャンルへ拡散する行為もあり危惧した被害者本人がしゃますけ、まつのらにコンタクトを取る ⇒被害者へ誹謗中傷の用語説明をする。謝罪はなし ◆10月頭 被害者ジャンル撤退 騒動が落ち着いてきたところに被害者の絵名義の方のツイッターアカウントに 加害者グループの佐渡さわがフォロー、ファボなどのコンタクトを取ったため さらなる被害を危惧して特殊性癖小説の晒し行為などをやめるよう被害者が絵名義側で話しかけるが 佐渡さわたちは聞き入れず、謝罪も弁明もなく決裂する ⇒被害者はこのような現状を憂慮し、 同カプへの新規参入者が入りづらい空気になってしまうのではとジャンル撤退を宣言する 被害者が佐渡さわに宛てたツイート 「特殊作品晒し行為等、今後も続けられると新規さんも入りにくくなるのではと悲しく思いました。」 ◆10/6~ 加害者グループが撤退した被害者をさらに誹謗中傷 被害者の撤退宣言への加害者グループまつのの反応 (※クライアントの設定によりスクショ日時にズレあり。実際には10月6日15 00頃の発言) ◆10/8~ 炎上 10/3 ヲチスレに一連の経緯が投下され一部に集団いじめの件が周知されはじめる 10/8 まとめサイトなどで情報が拡散し炎上、スルーを決め込んでいた加害者グループの中でやっと笹尾が謝罪を開始する 経緯2(謝罪と本心編へ)
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/47.html
思念体「製造番号2……応答しなさい」 長門「……なに?」 思念体「涼宮ハルヒが……嫌われた仲間にどういった反応を示すかのテストをしたい……」 長門「……それがなにか……?」 思念体「製造番号2……おまえには明日からクラスの嫌われものになってもらう……明日から一週間」 長門「……」 思念体「感情がないから辛くはないな……では伝えた……以上」 長門「……」 次の日 男子1「お前今日も学校来たのかよ、いてもいなくても変わんねーから学校くんなよ!! コラ!!」 ドガッ 男子2「学校これねーようにしてやろうか? おい聞いてんのかネクラ!!」 ボグッ 長門「……う」 女子1「いいじゃんそれ! 坊主にしてやるとか顔焼いてやるとかさぁ!!」 ドガドガ 女子2「どうせいくらやってもあたしたちが注意されたりしないからね」 ドガドガ 長門「……ううっ」 放課後 キョン「おい長門」 長門「(ビクッ)……なに……?」 キョン「なにじゃねえだろ」 長門「……?」 ドガッ 長門「あっ……!」 キョン「なんで部室に来てんだよ……! お前いたら……俺達までいじめられるかもしれねえだろ……」 長門「……!! ……うっ……」 みくる「鶴屋さんだって……長門さんに優しくしてたから……いじめられて……どうしてくれるんですかっ!!?」 古泉「長門さんのせいで僕達がいじめられるのだけは避けたいですね……」 長門「……うっ……ううっ……」 キョン「泣いてねえでさっさと帰れよ!! いるだけで迷惑なんだよ!!」 長門「うっ……ううっ……わか……った……」 ドアの前にて ハルヒ「(……有希が……みんなにいじめられて……どういうことよ……!? まさか私が知らなかっただけ……?)」 ハルヒ「…………」 ガチャ ハルヒ「あ……あんたたち有希になにしてんのよっ!?」 キョン「あっ……ハルヒ……聞いてたのか……?」 ハルヒ「ええ、全部なにからなにまで!! キョン! あんた最低よ! 自分がいじめられるのが怖いからって……」 キョン「うっ……なんだよ、いじめられるのが怖くて何が悪いんだよ!? 俺は怖いんだ!」 ハルヒ「だからって……だからって有希を……」 みくる「……涼宮さんも、鶴屋さんみたいになりたいんですか……?」 ハルヒ「あ……あたしはいじめなんて……!」 古泉「怖くないんですか……? “また”昔のように一人ぼっちでもいいんですか……?」 ハルヒ「……!!」 キョン「俺達だって、お前がそんなふうならいつまでも一緒になんかいないぞ……?」 ハルヒ「…………」 ハルヒ「一人……一人はイヤよ…… 私だけ一人は……」 キョン「ならお前もこっち側の人間になれよ、長門一人が苦しめば俺達は助かるんだから……」 ハルヒ「……そう……よね……有希さえ辛けりゃ私は……大丈夫なんだから……」 キョン「……おい、聞いてたんだろネクラ!! ……さっさと行けよ……!」 長門「……………………………………………わか……った……」 次の日 女子3「……ねえ、あれって……長門といっつも一緒にいた人よね……? キョン……だっけ?」 女子4「もしかして長門と仲良かったりして……」 キョン「(……くっ……まずいぞ……このままじゃ俺が……)」 昼休み キョン「おい長門」 長門「(ビクッ)……は……はい……」 ボグッ 長門「……うっ……!」 キョン「……お前のせいで俺までいじめられるかもしれねえんだよ……」 ガッ 長門「あ……ひっ……!?」 キョン「だから黙って殴られろよ……俺とお前は関係ねえってアピールしなきゃ……俺が……」 ドガッ 長門「……うっ………………うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」 穏健「……おい」 思念体「……なんだ?」 穏健「製造番号2が自殺したぞ……自ら機能停止を発動した」 思念体「……ふむ」 穏健「……どうするんだ? 我々はやめろといったはずだ」 思念体「……アレには感情が備わっていたようだ、失敗作を処分する手間が省けた」 穏健「……ならばしかし代わりが必要だ」 思念体「……バックアップを使うか」
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/3088.html
その7より 虐待部屋を出た男と、抱えられたれいむ。 「ゆっくりどこにいくの?」 「隣の部屋さ」 「ゆっ?」 隣の部屋? 一体、隣の部屋に何があるのだろう? 男は隣の部屋の扉の前に行くと、徐に扉を開けて、中に入った。 一緒に隣の部屋に入ったれいむは、その部屋を見て、呆気に取られた。 「ゆゆゆゆゆっ!?」 そこはれいむが虐待以外の時間を過ごしていた、あの二畳半の部屋であった。 床にはブルーシートが敷かれ、部屋の隅にはドッグフードと水の張った桶が置いてある。 そして、部屋の中心には、さっきまでれいむが包まって毛布が無造作に投げ捨てられている。 「れいむ。この部屋は誰の部屋だ?」 男がれいむに問いかける。 「ゆっ……ゆっ……」 れいむには答えられなかった。 間違いなく自分がいた部屋である。しかし、部屋なわけがなかった。 れいむの隣にある虐待部屋、そこにはありすが住んでいたはずなのである。 「れいむ、不思議だろう? なんでありすがいるはずの部屋が、虐待部屋になっているんだと思う? 一体、ありすはどこで生活していたんだろうな?」 「ゆっ……」 「まあ、答える前に次に行くか」 男はそう言うと、れいむの部屋を出て、もう一つの隣部屋に入っていった。 れいむは、その部屋にも見覚えがあった。 「ゆゆっ!! ここは!!」 「覚えているか、感心感心。その通り、この部屋はお前たちが初日に箱の中で眠っていた部屋だ」 2か月半もたってはいるが、れいむは未だこの部屋を覚えていた。 何しろこの部屋は、れいむが初めて過ごした人間の家の部屋であり、恐怖を感じた未知の空間だったからだ。 忘れたくても忘れられなかった。 しかし、やはりおかしい。 ここは本当なら、まりさが住んでいたはずである。 それなのに、机や椅子が置いてあり、棚の中には本が置かれている。 それと引き換え、ドッグフードや水の桶は置いていなかった。 まりさは以前、部屋には何もないと言っていた。 それなのにこの空間といったら、物で溢れているではないか!! 「な、なんで……!?」 ポツリと言葉が出ているれいむ。 もう訳が分からなかった。 まりさとありすはゲスでレイパーだった? でも、れいむの知っているまりさは、ゲスではなかった? 親友のありすは、とても優しかった? れいむの隣の部屋には、まりさとありすが住んでいた? 隣の部屋は、虐待部屋? 隣は、最初にれいむが来た部屋? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? どうなっている? 一体どうなっている? 男は放心しているれいむを抱えて、再び虐待部屋に戻ってきた。 れいむを床に置いて、こっちを見ろと、命令してくる。 虚ろな表情で、男を見るれいむ。 男は、ポケットに手を突っ込むと、ゴソゴソと何かを取り出してきた。 男は取り出してきたそれを、れいむの目の前に掲げた。 「ちょうちょさん?」 れいむは、初めそれが蝶々のように見えた。 しかし、目を凝らして見てみると、無機質なそれは、決して蝶々でないことが理解できた。 蝶々のような何かを見せて、いったいどうするつもりなのだろう? れいむが考えを余所に、男は真っ赤な蝶々を自分の口元に持ってくる。 そして、口を開いた。 『ゆゆっ!! まりさのおよめさんのれいむ!! なんでそんなかおしてるの?』 「!!!」 れいむは、目を見開いた。 突然、どこからか、まりさの声が聞こえてきた。 その声色は、あの優しかったまりさの声その物であった。 れいむは部屋の中を見渡した。 透明な箱の中には、ボコボコにされたゲスまりさが、弱弱しく蹲っている。 こいつが話した訳ではないだろう。 なら、いったいどこから聞こえてきたというのだ? れいむが、忙しなく体を動かしていると、再びまりさの声が聞こえてきた。 『れいむ!! まりさはここだよ!! ゆっくりりかいしてね!!』 声の聞こえる方に目を向ける。 そこにあるのは、真っ赤な蝶々に口を当てた男の姿だった。 まさか、この男が言ったのだろうか? いや、そんなはずはない!! 今のは、明らかに男の声では無かった。 れいむの愛するまりさの声だった。 だったのだが…… 『ゆゆっ!! ゆっくりまりさのことが、わかったみたいだね!! うれしいよ、れいむ!!』 確実だった。 声は男の口元からしっかり聞こえてくる。 れいむは、益々理解が出来ない。 男はその後、蝶々を口元から離すと、手の中で蝶々に何かを施した。 そして、再び口元に持ってくる。 『ありすとれいむは、いつまでもしんゆうよ!!』 「!!!」 次に男の口から飛び出してきたのは、れいむの親友のありすの声。 もう何が何だか分からない。 れいむの餡子脳は、明らかに処理能力の限界を超えていた。 「わからないよ……」 ゆっくりちぇんの様な事を呟くれいむ。 目は虚ろで、焦点が全くあっていない。 男はれいむの態度を見て、ニンマリ微笑むと、口元から蝶々を離し、れいむに顔を近づけた。 「れいむ、一体何が分からないんだ?」 「……」 「まりさとありすが、ゲスのレイパーだった事か? それとも、隣の部屋が、虐待部屋だった事か? もしくは、俺の口から、まりさとありすの声が聞こえたことか?」 「……」 「まあ全部だろうな。今から順に説明していやるよ」 「……」 「まず、お前が初めてここに来た時、出会ったまりさとありすはこの二匹だ」 男はそう言って、透明な箱をバンバン叩く。 その度に、二匹は恐怖に歪んだ表情を見せてくれる。 「さっきのこいつ等の態度と映像で気づいているだろうが、こいつ等はゲスでレイパーだ。あの日、お前が見た二匹は、全部こいつ等の演技だったんだよ。 俺はこいつ等と契約してな。報酬を与える代わりに、俺のやることに付き合えって言ったんだよ。まりさの報酬は、美ゆっくり100匹。ありすは美ゆっくりに整形してやることだ。 ま、契約といっても、守る気なんてサラサラ無かったがね。こいつ等を釣るために口から言った出まかせだ。 ちなみに、整形ってのは、言ってみれば無理やり人工的に綺麗にするような事だ。お前が見たまりさ、美ゆっくりだっただろ? あれは、俺がしてやったんだ。 まあ、俺がしたというより、金を出して専門家にしてもらったというほうが正確なのだがね。元々は十把一絡げのどこにでもいる汚いゲスまりさだったんだぜ。 全く技術の進歩ってのはすごいよな。それとも、体の構造が単純だから、そんなことも出来るのかねえ?」 「……」 「まあ、そんな訳で、こいつ等は手伝ってくれることになったんだ。田舎者のれいむを思いっきり馬鹿にしてやるって言ったら、二匹ともノリノリだったな。 心底ゲスな奴らだね。まあ、俺も他人のことは言えないんだが、ハハハ」 「……」 「で、映像で見た通り、その日こいつ等は虐待をされなかった。虐待されていたのは、お前一匹だけだったんだ。でもお前は全員虐待されたと思っただろ? なぜだ?」 「……」 「なぜなら隣の部屋にいたまりさとありすも、同じく虐待を受けたってお前に言ったもんな。だから、お前は自分だけでなく、二匹も虐待されていると思い込んだ」 「……」 「もう気づいているんじゃないか、れいむ? あの声の正体に?」 「……」 「言ってほしいか、本当の声の主を?」 「……」 「それでは言ってやろう。あの壁越しに聞こえたまりさとありすの声の正体、それはなんと……」 「俺でした〜〜〜!!!!」 「…………」 「あり? 反応が薄いな。もっと愕然とした表情を見せてくれるかと思ったんだが……まあ、良いや、続けよう。お前が壁越しに話していた二匹は、俺がこいつを使ってしていたことだ」 男はそう言って、真っ赤な蝶々をれいむの目の前に掲げてくる。 「これはな、以前香霖堂という店で手に入れた物だ。このようにダイヤルを合わせると、好きな声を出すことが出来るんだ。 『まりさのおよめさんのれいむ!! そんなかなしそうなかおをしないでね!!』 『しんゆうのれいむ!! ありすがすりすりしてあげるわ!! ゆっくりなかないでね!!』とまあ、こんな風にな」 「……」 「何でも外の世界から流れてきた本を参考に、かっぱが制作した物らしい。それを香霖堂の店主が、ツケの代わりに貰ったそうだ。 高かったんだぜ。それ以上に非売品でな。店主もこれは商品じゃないと、中々売ってくれなったんだ。しかし、俺の努力の甲斐あってな。ようやく売ってくれたんだ。 一週間毎日のように通い詰めたもんだから、向こうもいい加減嫌気がさしたんだろうな。悪いことしたよ」 「……」 「で、これを使って、二匹のふりをしていたという訳だ。両方の違う壁から声が聞こえてきただろ。それには、このスピーカーを使ったんだ」 男はポケットに手を突っ込むと、丸い物を二つ取り出し、れいむの前に置いてやった。 『ああ、ああ、聞こえますか? 聞こえますか?』 『とかいはのありすよ!! ゆっくりへんじしてね!!』 男が出した丸い物体から、声が飛び出してくる。 最初のセリフは右側の丸から、後のセリフは左側の丸から聞こえたものだ。 「これをありすのいた部屋というか、この虐待部屋の壁に貼り付けていたんだ。で、もう一つの方は、本当はまりさがいるはずだった部屋に貼り付けた。 まりさの声を出す時はこっちのスピーカーから、ありすの声を出す時は、もう一つのスピーカーから声を出していたという訳だ。 だから、お前には両壁から、声が聞こえてきたという訳だ。だいたい分かってきたろ」 「……」 「つまりだ。お前が二か月半もの間、毎日のように話をしてきた相手は、なんとこの俺だったというわけだ」 「……」 「虐待部屋とお前の部屋を往復する時、木箱にお前を詰めただろ。それはな、これを知られないためだったんだよ。隣が虐待部屋だって気付かれたら、計画がすべておジャンだからな。 最初からお前だけが、虐待されていたんだよ。架空のまりさとありすは、どこにもいなかったという訳だ」 「………………」 れいむはようやく理解できた。何もかも理解出来てしまった。 れいむは、ひたすら男の掌の中で踊っていたということが。 「ここに来てまりさに出会い、一目で惚れたよな。横から見ても、アリアリと分かったよ。でどうだ、今の気分は? 実際のまりさはゲスで、美しさも作られた物だと知ってしまった気分は? そんなゲスまりさと婚約した気分は? 悔しいかい? 悲しいかい? どうなんだい?」 「……」 「それからありすもね、本当の姿はレイパーだったんだよ。あ、ちなみにこいつの親がレイパーだってのは本当の話だぞ。 ただ、嘘だったのは、こいつがレイパーを憎んでいるって話な。こいつ自身、生粋のレイパーだから。むしろ、親以上だろって言いたくなるほどのな。 どうだい。そんなありすと親友になれて? 君たち、確か親友だよね? これからも親友でいようって約束したよね? レイパーと親友になった気持ちは? 教えてくれよ!!」 男はニヤケ顔を止めず、れいむに言ってくる。 何を馬鹿な事を言っている。 自分が大好きだったのは、あの勇敢で凛々しいまりさだ!! 自分の親友は、優しく本当の都会派であったありすだ!! 決して、この透明な箱の中で醜い姿を曝している二匹ではありはしない!! 「れいむがおよめさんになったのは、このげすまりさじゃないよ!!!! れいむのしんゆうは、こんなれいぱーありすじゃないよ!!!!」 れいむは今までも鬱憤を晴らすかのように、盛大に叫んだ。 しかし、男は一向にニヤケ面を改めようとしない。 寧ろ、男にとっては、その言葉を待っていた節すらあった。 「そうか、こいつ等は婚約者でも親友でもないか。それなら、お前の本当の婚約者と親友は、一体どこにいるんだ?」 「ゆっ!?」 「ああ、そうか。お前の本当の婚約者は俺か!! 本当の親友は俺なんだな!!」 「ち、ちがうよ!! ゆっくりごかいしないでね!!」 「誤解も何もそう言うことだろ? お前が2か月半も一緒に生活してきたまりさとありすは、全部俺の演技だったんだから」 「ぢがうよおおおおぉぉぉ――――――――!!!」 「本当にいろいろな事を話したよな。一緒に俺の悪口を言ったり、作戦会議をしたり、ここから出られたらどうするか話し合ったり」 「やめでええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ――――――――――――!!!!」 「途中、お前の居場所が無くなってきただろ。あれはな、俺がそうなるように仕向けたんだよ。まりさとありすを演じて、お前が一匹除け者にされるようにな。お前の焦りっぷりったら、止められなかったぜ」 「いうなああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ――――――――――――――!!!!!」 「そう言えば、ありすというか、ありすを演じた俺の告白はどうだったよ? 迫真の演技だっただろ? あれでお前はまりさに告白する決意を固めたんだもんな」 「やめでええええええええええええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ―――――――――――――――!!!!」 「しかもその後自分から虐待まで受けるとは。プププ、そんなにまりさと対等になりたかったのかい? その為に、怖い怖い虐待を進んで受けたのかい? 俺が相手だとも知らずに、プププ。おお、愚か愚か」 「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ――――――――――――――!!!!!!」 「ありすを出し抜いた気分はどうだい? 優越感に浸れただろ? でも、今思えばとても恥ずかしいよね? 何しろ、俺に告白して、俺に優越感を感じているんだから」 「ゆぎゃああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ―――――――――――――――!!!!!!」 「そもそもさ、おかしいと思わないのかねえ。自分から進んで虐待を受けたがる奴なんて、いるはずがないじゃん。 家族の為ならまだしも、他ゆっくりの為に自分から進んで痛い目に会うって、いったいどんなマゾよ。 それにさ、ありすにしても変だろ。 お前のしたことって完全に裏切りじゃん。それなのに許すばかりか、いつまでも親友でいようねなんて、いったいどこの聖人君子よ。 真に都会派のありすなんて者がいたら、一遍お目にかかってみたいわ。まあ、そんなもん、いないだろうけどな」 「……もう、やめでよ」 「れいむ、お前は最高のゆっくりだったよ。お前を選んで本当に良かった。 森の中で伸び伸びと暮らし、呑気で疑うということを知らない無垢なゆっくりが、少しずつ負の感情に染まっていき、狡猾で計算高くなっていく様をしっかりと見させてもらったよ。 俺としては、お前の性格の変化によっていくつかの結末を考えていたんだが、その中でも最高に近いエンディングを見せてもらったよ。本当にお前は名タレントだった。 俺の掌の中で遊ばれているとも知らず、自分の作戦が順調に進んでいると思っている姿を見たら、途中で何度本当のことを言い出してしまいそうになったことか。 いやはや、危なかったよ。しかし、我慢したおかげで、こんなに素晴らしい喜劇を制作することが出来た。ありがとう、れいむ!!」 「……やめてよ」 「ただ、一つ失敗したのは、あのゲスとレイパーをボコボコにしてしまったことだな。本当なら、万全な姿でお前に会って欲しかったんだが。 その方が、お前にとってこみ上げるものがあるだろ。何しろ、虐待をされてるのは、正真正銘お前だけなんだから。 同じ虐待をされる仲間がいるからこそ、今まで耐えられてきたのに、実は自分だけが虐待されていると分かったら。 良ゆっくりであるお前だけが虐待されて、ゲスとレイパーはそれを見て笑ってるんだから。どうだ、想像しただけで、来るものがあるだろ?」 「……」 「しかし、こいつ等はあまりにもゲス過ぎた。俺の神経を逆なでしすぎたんだな。映像を見ればわかるだろ。じじいとか言ってくんだぞ、こいつ。 いやはや、すっかり我慢できずに、こんな姿にしちまったよ。ゲスの虐待なんて、やりすぎてもう飽き飽きなんだがね。はあ、惜しいことをした……」 「……」 「れいむ、また口が止まったぞ。会話はキャッチボールだ。お前も何か言えよ」 「……」 「おい、何か言えって」 「……ゆっくりここからだしてね」 「はあ?」 「……ゆっくり、このおうちからだしてくれるっていってたよ……ゆっくりまもってね……」 れいむはもうすべてどうでもよかった。 男の話は、しっかり理解した。自分がピエロだったことは、十分理解出来た。 もうどうでもいい。 まりさがゲスだったことも、ありすがレイパーだったことも、男がずっと自分を騙していたことも、どうでもよかった。 ただただ今はこの家を出たい。 外の空気を思いっきり吸い込みたい。 すべてを忘れたい。 れいむは、何度も「ここからだしてね」と繰り返した。 「……タレントなら、最後までしっかりと責任を持ってほしいものだがな。まあいいだろう。お前の消沈ぶりを見せられれば十分だ。家から出してやるよ」 男は虐待部屋の扉を開けると、「ついてこい」と、れいむに顎をしゃくる。 れいむは、虚ろな目をしながら、ただただ男の後に続いて行った。 男は玄関前にやってくると、ドアノブにてを掛けた。 しかし、そこでピタリと手を止めてしまう。 「れいむ、本当に帰るんだな?」 「……ゆっくりはやく、ここからだしてね」 男は「確認したぞ」と言いながら、玄関のドアを開けた。 これで帰れる。 これでこの辛い暮らしともオサラバ出来る。 森に帰ったら、すべてを忘れよう。なかったことにしよう。 そうだ、お母さんの所に帰ろう!! きっとこの悪夢は、お母さんの言葉を聞かなかった自分に天罰が下ったのだ。 これからは、お母さんの傍で、ずっとゆっくりしよう。 友達といっぱい遊ぼう。 無限の可能性を秘めた玄関のドアが開けられた。 れいむは、勢いよくそこに飛び込んでいく……が、 「ゆっ……ゆゆ………ゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆっ!!!!!」 れいむの目に真っ先に飛び込んできたのは、白だった。 見る物触る物すべて白一色に染まっていた。 それは、ゆっくりを決してゆっくりさせてくれない大自然の猛威。 一面の銀世界に、れいむは言葉を紡げなかった。 「ああ、一つ言い忘れてた。実は昨日、この冬一番の寒波が来てな。雪が積もりに積もったんだわ」 「ゆっ……」 2か月半。 れいむが男に虐待されている間に、季節はすっかり移り変わり、本格的な冬が到来した。 れいむは気付きもしなかった。 そもそも、れいむのいた部屋には窓がないし、その日を生き抜くのに精いっぱいで、そんなことに頭を回している余裕もありはしなかった。 男が巧みな話術で、それを思い出さないように仕向けていたこともある。 また、ゆっくりの巣と違い、人間の家は防寒に優れており、毛布も与えられていたため、気温の変化も気付きにくかったのだ。 「こりゃあ、雪かきが大変だな。全く嫌になるよ。森の方もさぞかしすごいことになってるだろうな。一面雪が積もって、巣の場所なんて分からないだろうね。 それに、餌はあるのかなあ? 動物も昆虫も冬眠してるだろうし、草も花も木の実だってもうあるわけないよねえ」 「ゆ……ゆ………」 「たいへんだな、れいむ。これからこんなところで生きていかなきゃならないなんて。でも、俺は応援しているよ。 ゆっくりお家を作って、ゆっくり餌を集めて、ゆっくり冬眠していってね!!」 何を馬鹿な事を言っているのだ!! こんなところで暮らせるはずがないだろう。 男の言葉通り、森は雪で埋まり、どこに巣があるかも分からない状態だろう。 今から巣を作るなんて言語道断だし、餌なんてあるはずがない。 その以前に、こんな雪の中を歩いて森に帰れるはずがない。 道中、空腹で死ぬか、寒さで凍え死ぬかが落ちだろう。 れいむは男の顔を覗き込んだ。 男はそんなれいむを見て、ニヤニヤとうすら笑いを浮かべている。 知っていたのだ。 れいむがここから出られないことを。 ここから出ても、待っているのは死だけであると。 れいむが助かる方法はただ一つ。男に助けてもらう以外、方法がないのだと。 悔しかった。 ようやく抜け出せると思っていたのに、結局最後の最後まで、男の手の上で踊っていただけの自分が。 あれほどの仕打ちをしてきた男に助けてもらえなければ、生きていくことも出来ない脆弱な自分が。 れいむは悔しかった。 それでも、れいむは死にたくなかった。 死ぬことが怖かった。 「……おにいさん。ゆっくりれりむをおうちにいれてね」 「なんだ、森に帰りたいんだろう? 遠慮するな、れいむ」 「……ゆっぐりおねがいじまず。れいむをおうぢにいれでぐだざい」 「ふーむ……ま、良いだろう。何しろ俺のお嫁さんだしな。どうだ、前に言ったろ。“まりさ”の家は、人間の家と同じくらいデカイって。 ははは、当り前だよな、俺は人間だもん。大きなお家で暮らせて嬉しいだろ。これからも精々可愛がってやるよ。なあ、れいむ」 「……ありがとう……おにいさん」 おまけ 男は里の道を歩いていた。 生活用品の買い出しと、香霖堂への贈り物を買うためである。 今回の虐待は、香霖堂の店主があれを譲ってくれなければ完成しなかった。 半ば無理やり譲ってもらったような品だ。あの店主は人が出来ているので受け取ってくれないかもしれないが、贈り物でもしないとこちらの気が済まない。 あれだけ壮大な虐待が出来たのも、すべて店主のおかげだ。受け取ってくれなければ、無理にでも置いてくるつもりだった。 男は、幼馴染がやっている和菓子屋に入っていく。 「いらっしゃい……って、なんだお前!! その格好は!!」 馴染みの店員が、男の恰好を見て唖然とする。 「ん、なんかおかしいところでもあるのか?」 「お、おかしいって、お前、寒くないのか?」 男が来ていた服。 白いシャツに、青いジャケット。水色の短パンに、極めつけは赤い蝶ネクタイ。 七五三で男の子が着るような恰好である。 格好のみならず、脛毛がとても痛々しい。 「ああ、寒い」 「寒いって……分かってて、何でそんな恰好してんだよ!? 変態か? 変態なのか? だいたいその眼鏡はなんだ、視力2.0!!」 「誰が変態だ!! 最近、ちょっとしたことにハマってたんだが、この格好のほうがやる気が出てくんだよ。 変態じゃねえよ!! 仮に変態だとしても、変態という名の探偵だ!! ちなみに眼鏡は伊達な」 「探偵って……ああ、もういいわ。お前が変人なのは、昔からだもんな」 「なんだと、この野郎!!」 「まあ、それはさて置き、いいところに来たよ。近々、お前の家に行こうと思ってたんだよ」 「用事でもあったのか?」 「この前みんなで集まってな。今度の春に合わせて、演劇でもしようと決まったんだ」 「へえ」 「でだ、お前も当然参加するだろ?」 「ああ、させてもらうよ」 男は里の劇団員の一人である。 劇団といっても本業でしているわけではなく、趣味の合う者が集まって作られたサークルである。 「ところで、どんな演目をするんだ?」 「まだ決まってないよ」 「ならゆっくりの役を取り入れたらどうだ?」 「ゆっくり? ゆっくりって、饅頭のゆっくりのことか?」 「ああ。自慢じゃないが、俺はゆっくりを演じさせたら、幻想郷一という自信があるぜ」 「……本当に自慢じゃないな」 店員は呆れているようだ。 男はとりあえず、店主への贈り物を選び包んでもらう。 「ところで練習場所はいつものところだな?」 「ああ、そうだ」 「いつから始めるんだ?」 「遅くとも来週には取りかかりたいな」 「分かった。予定をあけとくよ」 男は用事も終わったので、店を後にしようとした。 「おい」 「まだ何か用事があるのか?」 「どうでもいいが、そんな恰好で練習場所にくるなよ。みんな引いちまうぞ」 「うっせえ、俺の勝手だろ」 「バーロー」 〜fin〜 久しぶりだね、兄弟(・∀・)ノ 何が書きたかったかというと、最後のセリフを書きたかっただけである 今まで書いたもの ゆっくりいじめ系435 とかいは(笑)ありす ゆっくりいじめ系452 表札 ゆっくりいじめ系478 ゆっくりいじり(視姦) ゆっくりいじめ系551 チェンジリング前 ゆっくりいじめ系552 チェンジリング中 ゆっくりいじめ系614 チェンジリング後① ゆっくりいじめ系615 チェンジリング後② ゆっくりいじめ系657 いい夢みれただろ?前編 ゆっくりいじめ系658 いい夢みれただろ?後編 ゆっくりいじめ系712 ゆっくりですれ違った男女の悲しい愛の物語 ゆっくりいじめ系744 風船Ⅰ ゆっくりいじめ系848 風船Ⅱ ゆっくりいじめ系849 風船Ⅲ ゆっくりいじめ系936 カルガモとゆっくり 前編 ゆっくりいじめ系937 カルガモとゆっくり 後編 ゆっくりいじめ系938 カルガモとゆっくり おまけ ゆっくりいじめ系960 ゆっくりにドラえもんの道具を与えてみた
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2650.html
ゆっくり種7 21KB パロディ 捕食種 ドスまりさ 希少種 現代 虐待人間 創作亜種 懲りずにゆっくり種の続きです。 『ゆっくり種7』 希少種 独自設定 種のパロディなので先読み余裕です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー さとり・・・・ 『誰ですか?』 さとり・・・・ 『誰なんですか?』 さとり・・・・ 何も無い真白な空間、そこにはさとり1匹だけが佇んでいる。 だが声が聞こえる。 1つだけでは無い、幾つもの声がする。 ポワ 不意にさとりの身体がふらんへと変化する。 『え?』 自分の意思で変化したのでは無かった。 そしてさとりの中に、ふらんの記憶が流れ込んでくる。 『えぇ!・・・まさか・・・そんな・・・酷い・・・』 ポワ 今度はみょんへと変化する。 そしてみょんの記憶が流れ込んでくる。 『あぁ・・・・・なんて事なの・・・・』 次から次へと強制的に、さとりは変化を繰り返していく。 そしてゆっくり達の記憶を、さとりは受け継いでいった。 さとりの目には涙が流れていた。 受け継いだ記憶によって、 おくうから受け継いだこの身体の秘密を、知ってしまったからである。 ポワ さとりの前に、緑の髪に帽子を被った胴付きのゆっくりが現れる。 『さとり・・・・あなたはこのゆっくり達の想いを受け入れますか?』 それはとても静かで、とても憂いのある声だった。 さとりの中にある沢山の想い・・・・・ その器として生きていく覚悟を問われている。 さとりの涙は、総ての悲しみを受け入れた涙であった。 『はい・・・』 『そうですか・・・・』 緑の髪のゆっくりは、優しく微笑み、 手に持っていた、悔悟の棒をさとりに差し出した。 さとりはそれを受け取る。 『これは!』 パァァァーーーーーーーーーーーー さとりの身体から光が放たれる。 白い世界に光が満ちていく、全てを包み込むように・・・・・ 『あなたの善行がゆっくりの未来に、光を導いてくれる事祈っていますよ・・・』 さなえはあーくえんぜるさん一行と別れ、自分のいた群れへと目指していた。 色々考えさせられる事が沢山あった。 もうどうすれば良いのかを判断しかねていた。 全てをかなこ様に報告しようと決めていた。 あの方は無慈悲な方では無い、きっと妙案を考えて下さる。 そう信じ群れへと急ぐ、群れまでもう少しの所まで辿り着いていた。 その頃希少種の群れでは、仮面まりさが帰還した所であった。 仮面まりさは帰るなり早々に、かなこに呼び出しをくらう。 社に入ると何時もより護衛のゆっくりが多い、何かしら重い緊張感で張り詰めているのが分かる。 『かなこさま、ただいまもどりました・・・』 『ご苦労だったなまりさ。』 『いえ・・・・でごようとは?』 『おぬしは今日、何処に行っていた?』 胡坐をかき、片膝をたて頬杖をついた状態で仮面まりさに今日の行動を聞く。 『きょう?きょうはふきんのていさつに・・・・』 『ほぉ?偵察で研究所の中までか?』 ザッザッザ 『!』 仮面まりさの周りを護衛が取り囲む。 『おぬしの行動は筒抜けだ、通常種のおぬしにわしが、 影をつけぬとでも思うたか!このうつけ!』 『きづかれていましたか・・・』 『何を企んでおる!事と次第によってはただではおかぬぞ! まりさを取り押さえよ!』 かなこは護衛に号令をかける。 皆、一斉に捕獲にかかったその時、 ザシュルルルルル 空気を裂く音が社を響き渡った。 ズルズルズル・・・・ドサ まりさを囲んだ護衛8匹全員、真横に裂けてしまった。 『な!』 かなこも他の護衛も、何が起こったのか理解出来なかった。 だが仮面まりさが何かをした! そうかなこは確信した。 側に置いてある御柱を握る。 『そう言えば・・・研究所の希少種救出の話も・・・・ 通常種が我らの同胞を売ったと言う話もおぬしだったな・・・・まりさ!わしを謀ったか!』 かなこは立ち上がり御柱を構える。 『くっくっく・・・あなたは、はなしがはやくてたすかります。 そうですよ!あなたのごそうぞうどうりです! すべて、しょちょうのけいかくのうちなのですよ!』 仮面まりさは、ゆらりと身体を振りながら話す。 『あまりにけいかくどうりにおどってくれるもので、ひょうしぬけしたくらいですよ。』 『この痴れ者め!』 ドゴーン かなこは、怒りに任せて御柱を仮面まりさに投げつけた。 だがそこにあったのは、黒いお帽子と仮面だけであった。 『もう仮装も必要ありませんね・・・・』 かなこの後ろから、仮面まりさの声がした。 『何ぃぃ!!』 背筋に冷たい物を感じ、咄嗟に御柱を背後へ振り回す。 だがそこには誰もいなかった・・・・ 『何処を見ているのです?私はここですよ。』 左側を見ると、そこには黄色い帽子を被った見慣れないゆっくりがいた。 『・・・・・誰じゃおぬしは?』 『もうお解かりでしょう?まりさですよ・・・・ いやもうまりさでは無かった・・・すわこと呼んで頂きましょう。』 かなこは再び御柱を構える。 『おぬしの目的はなんじゃ!わしの命か!それとも他の何かか!』 『そうですね命と言えば命かも知れませんね・・・・・・でも・・・・・ それはあなただけの命ではありませんけどね!』 すわこと名乗るゆっくりは大きく顔を振った。 シュルルルルルルル ザシュザシュザシュ またあの空気を裂く音が響く、 バタバタバタ 周りにいた護衛全てが倒れていく 『それがおぬしの得物か・・・・・』 すわこの口には、金属で出来た輪が咥えられていた。 先程の音は、この輪が空を舞っていた音だったのであろう。 2匹はジリジリと間合いを計りつつ詰めていく。 『やっともどってこれましたね・・・でもみはりがいない?』 その頃さなえは、廃村の入り口まで帰っていた。 そして何か異質な空気を感じていた。 『やっぱりおかしい!なにかあったんだ・・・』 嫌な予感を感じ、社目指して駆け出す。 シュルルルルル すわこの鉄輪が宙を舞う。 ドーン かなこの御柱が突き刺さる。 『なかなかやりおる・・・・』 『それはお互い様ですね・・・・』 双方の攻撃は、お互いへの決定打となかなかならなかった。 だがその均衡がついに崩れた。 『かなこさまー』 『!』 さなえが社へ入ってくる。 一瞬であったが、かなこの気がすわこから反れる。 『この勝負もらったぁ!』 シュルルルルルルル かなこに再度鉄輪が投げられる。 『ふん!わしを舐めるでないわ!』 かなこは、紙一重でかわした・・・・はずであった。 目前で鉄輪は進路を変える。 そしてかなこの顔を切り裂いた。 ザシュゥ!! 『ば・・・・ばかな・・・・』 傷はかなり深かったらしく、かなこは意識が遠のいて感じられた。 僅かに残った意識でかなこが見たものは、 すわこから長く伸びた舌が鉄輪に巻きついている様子であった。 恐らくかなこの直前で舌を巻きつけて進路を変えてきたのであろう。 『・・・・・・かなこさま?』 駆けつけたさなえが見た物は、顔を切り裂かれ地に伏せるかなこの姿であった。 『いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』 さなえはかなこに駆け寄る。 『ば・・・か・・もの!にげ・・んか・・・』 かなこは瀕死に喘ぎながらも、さなえに退却を指示する。 『もちろん逃がしませんよ!』 すわこの追撃が飛ぶ。 シュルルルルルル さなえにはこの時、鉄輪がスローモーションに見えた。 そしてこの輪が、かなこを切り裂いたのだと理解した。 目前には、見慣れぬゆっくり・・・・ さなえは己の中で、何かが弾けるのを感じた。 『お・・まえか・・・・・おまえがやったのか・・・・・おまえがやったのかぁ! おまえかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』 パキーン さなえの目が紅く染まっていく、髪は逆立ちうねりを上げていた。 パシュゥゥゥゥゥ さなえの口から空気の渦が放たれる。 ギギィィィ・・・パッキーン すわこの鉄輪は、渦に脆くも砕かれた。 『馬鹿な!覚醒しただと?』 すわこは、さなえから距離を置いて間合いを取った。 さなえはジリジリとすわこに詰め寄っていく、紅い目がすわこを捕らえ続ける。 『ユルサナエ・・・ユルサナエ・・・・・ユルサナエ・・・・・』 言霊を唱えながら間合いを確実に狭めていく。 さなえが1歩近寄れば、すわこは1歩後退する。 『覚醒するとは誤算でしたね・・・まぁ胴付きはまだいますし、 ここは引いた方が良いかも知れませんね・・・・・』 そう言うと後方に大きく飛び、闇へと紛れ込む。 その姿は一瞬で見えなくなった。 『さ・・・・な・・・え』 追おうとしたさなえをかなこが呼び止める。 『あ・・・あ!かなこさま?』 さなえは、かなこの声を聞き正気を取り戻す。 かなこの側まで急いで駆け寄る。 『さ・・・な・・え・・ここ・・に・・のれ・・』 かなこは瀕死の身体で起き上がり、片手をさなえの前に出した。 『かなこさま!そんなことよりいまはおけがを・・「いいから聞けぇぇぇ!!」・・ひぃ』 『わしにもう・・・時間・・は・・ない・・・長はおぬしが継ぐのじゃ・・・』 かなこは、さなえを手に乗せると顔近くまで持ち上げる。 『いや・・・いやです・・・そんな・・・いやぁ・・・』 子供のように泣きじゃくるさなえ。 『泣くな・・・さなえ・・・・今から・・・おぬしに・・・わしの全てを・・・・与える!』 そう言うとすわこの残した鉄輪を、さなえを持つ手とは逆の手に掴む。 そしてその輪を自らの首へとかけた・・・・ 『ウォォォォォォォォォォォォ!!』 ザシュ 気合と共に引き抜いた。 『え・・・・・?』 唖然とするさなえの目の前から、かなこの首が床へと落ちていく。 その落ち行く表情は安らかな色を浮かべていた。 『あ・・・・・・・・・かな・・・こ・・・さま?』 さなえは何が起こったのかを、受け入れる事が出来ない。 グググググググ 首を失った身体が動き、放心状態のさなえを頭部へと据えた。 プシュゥゥゥゥゥゥゥ 湧き上がる煙 フォォォォォォォ そして舞い上がる風 赤を基調としたかなこの身体は、白に緑を配した物へと変化していく。 さなえ・・・ さなえ・・・・ 誰かが呼ぶ声がする。 さなえは気が付くと真白な場所にいた。 『あれ?ここはどこですか?』 さなえ・・・ 『え?かなこさま?』 パァァァァァァァ 目の前に光が収縮していく、やがてその光はかなこを象る。 『かなこさま・・・・』 光のかなこはそっとさなえを抱きしめる。 そしてさなえの中へ、吸い込まれるように消えていった。 『あぁ・・・・かなこ様・・・・分かりました・・・・ かなこ様の意志!さなえが引き継させて頂きます!』 さなえの目から涙が溢れていくのであった。 『どすがここのおさだよ、ゆっくりしていってね。』 あーくえんじぇるさん一行は山向こうの群れに辿り着いていた。 近々、希少種が攻めてくると、情報が入っていたので群れは慌しかった。 少しでも戦力が欲しかったらしく、あっさりと群れへの加入は認められた。 『ぱちゅたちはなにをすればいいの?』 実際の所は、初めての群れで勝手も利かず、 隅っこで途方にくれていた。 結局は自主的にあーくえんぜるさんに乗って、巡回警備をする事となった。 『ねぇ?ちゃとりおねいちゃんは?ありちゅをおいちぇどきょいっちゃったの?』 毎日のようにさとりの所在を尋ねる子ありす。 この話をすると誰も答えてくれなかったのだ。 目まぐるしく変化していく日々・・・・・ その心の支えだったさとりが居なくなり、子ありすは寂しかった。 ただ毎日、空を見上げてさとりの帰りを心待ちにしていたのだ。 そんな子ありすに、真実を告げる事は酷である。 「おーいドスは居るかい?」 群れに何人かの人間が入ってきた。 顔見知りの様子で、群れの中を我が物顔で闊歩する。 『ゆゅ?どすはここだよ、ゆっくりしていってね。』 「おぉゆっくりゆっくり、・・・で希少種の連中なんだが近くまで来ているらしい・・・ お前さんとこのゆっくりじゃ戦力にならんだろ?強くなれる薬を持ってきたから食わせてやれや・・」 そう言って人間は幾つかの袋をドスに渡す。 『ゆゆ?つよくなれるんだね?それはゆっくりしてるね。 にんげんさんたちも、どすたちとせいさいにきょうりょくしてくれるんだよね?』 希少種撃退の協力の約束を確かめるドスまりさ。 「お?おぉ任せておけや、ゆっくなぞ全滅させてやっからよぉ・・・・ でさっきの薬は戦いが始まる直前に食わせてやれや、その方が強くなれるぞ。」 『ちょくぜんだね?ゆっくりりかいしたよ。』 「じゃあ俺等は用意してくっからよぉ、それまできばってくれや」 そう言うと人間達は引き返していった。 ぱちゅりーは去っていく後姿を見ながら、何か悪い予感がしてならなかった。 山道を上流へと歩いていく先程の人間。 「おやっさん・・・さっきの薬って・・・」 1人の青年が、先頭を歩く中年の男性に先程の薬の事を聞いた。 「あぁあれか?檳榔子だ。」 「えぇ?それってやばくないですか?」 「さぁ?まぁ興奮剤になるし、痛みや恐怖は吹っ飛ぶだろうさ。」 「こまけぇ事はいいんだよ。どうせ全滅するんだからよぉ」 「そりゃそうですけど・・・・・」 「さっさと行って用意するぞ、手間取って逃げられてもかなわん。」 「「「了解っす」」」 この会話を聞いていたゆっくりがいた。 不審に思い後をつけていたスィまりさである。 『なにかゆっくりできないきがするよ・・・・もうすこしあとをつけてみるよ。』 人間より少し離れた場所から、置いていかれないようにスィーを走らせる。 1時間後、ついにその時は来た。 『れみりあだぁぁぁ!きだよ~わがってねぇ~』 見張りに立っていたちぇんの声が響く。 『れみりあこわいよ~』 『でいぶはじにたくなぁぁぁい!!!』 れみりあと聞いただけで震えだす群れ。 『まりさはにげるんだぜ・・・そろ~りそろ~り・・・てどぉじでれみりあがいるのぉぉぉ!』 真っ先に逃げ出したゆっくりは、れみりあの餌食となっていく。 『そうだ!みんなこれをたべてね。 にんげんさんがくれたれみりあにもかてるおくすりだよ。ゆっくりたべてね。』 ドスまりさは先程の「強くなれる薬」を皆の前に置いた。 『む~しゃむしゃ~しあわせ~』 『これめちゃうめぇ!うめぇうめぇ!』 本来なら苦味が勝ち、ゆっくりには食べる事は出来ないのだが、 これは蜂蜜漬けにされていて甘くできていた。 そしてその効果を発揮しだす。 『うぅぅいたんだどぉ~おじょうさまがやっつけるんだどぉ~』 希少種の部隊が次々と、通常種を襲い始める。 まずは近くにいたれいむが襲われた。 『むのうはしぬんだどぉ~』 れいむの身体に噛み付くれみりあ。 だがれいむの反応は異常であった、身体を捻りれみりあをゆらりと睨む。 『デいぶハデングるまだなんダどォやだジぐじないどだでナんだド』 まったく何を言っているのか聞き取れない。 そして、力任せにれみりあを振り解いた。 無理に身体を捻ったので、れいむの身体は引き千切られる。 だが構う事無く、そのままれみりあに噛み付いた。 ガブ 『いだぁいんだどぉぉぉぉざぐやぁぁぁぁ!!!!』 ゴキゴキボキ 砂糖で出来た歯が砕けるほどの力で、噛締めていくれいむ。 『うメえウメえうめえうメえうめぇ』 瞬く間にれみりあを食い尽くしていく。 異常なゆっくりは、れいむだけでは無かった。 まりさもみょんも、ちぇんやありすも・・・・・ 通常ならば、れみりあを見ただけで逃げ惑う通常種が、 逆に襲いかかっていく。 『ワがだナいギョォォォ!』 『げづバぜイだいなンだぜぇぇぇぇぇ!』 『どガいバぁぁぁぁァァァァあぁ!!!』 『なんなんだどぉぉ!どうなってるんだど?れみりあは・・・ぎゃぁぁぁぁ!!!』 どの通常種も奇声を上げながら、希少種を襲っていった。 だが希少種も負けてはいない、 『たんどくであいてをするな!ちかくのなかまとくんでたたかえ! はんげきするすきをあたえるなぁ!』 ゆうかの指示で3匹1組のチームを組み、次々と通常種を囲んで倒していく。 だが痛みや恐怖に囚われない、不死の如く動くゆっくりが相手である。 希少種群は、劣勢とはいかないでも押されていった。 『いったいどうなっているの・・・・』 倒しても倒しても起きあがる通常種に、ゆうかも動揺を隠せなかった。 その頃ドスまりさは、上流にいる人間に加勢を頼みに行っていた。 『ゆゅ!にんげんさんゆっくりしすぎだよ!はやくどすのむれをまもってね。』 騒ぐドスまりさを慌てる様子もなく、煙草をふかしながら眺める男性達。 『なにしてるの?どすとのやくだよ・・・ゆっくりしないでほしいよ!』 「そろそろ始めますか?」 「もうちっと待てや・・・連中全部が川原に入った時が狙い目だ、 まだ揃ってなさそうだしちぃと待てや・・・」 『ゆゅなにいってるの?』 「こいつはもう用無しだから、こいつでも潰しながら待とうや!」 そう言うと男性達は手にそれぞれ道具を持ち、ドスまりさを取り囲んだ。 『なにするの?なんだかゆっくりできないよ?あいつらをせいさいしてくれるのでしょ?』 何やら身の危険を感じたのか、ジリジリと下がるドスまりさ。 ザス 『ゆぎぃ!いだぃぃぃぃぃぃ!』 背後にいた男性に、鋤で刺されて悶え苦しむ。 それを合図に、全員がドスまりさに襲いかかった。 『いだいぃ!やべでぇぇぇ!!どうじでぇごんなごどぉぉぉ』 ドスまりさには状況が理解出来なかった。 味方のはずの人間によって、何故自分が暴行をうけているのか分からなかった。 「おいドスよ!言ったよなぁ?ゆっくりは全滅させてやるってよぉ? お前もそのゆっくりだろうがぁ!約束通り全滅させてやるよぉ!」 「ヒャハァァァ!!やっぱドスはやりがいがあるな!思いっきりやってもまだ死なないぜ!」 『やべでぇぇぇ・・・いだい・・・いだい・・・・』 ドスまりさは横倒しになり、一方的に暴行をうけ続ける。 「もうすぐ、この水門あけてお前らの仲間ごと水で流してやっから先いってろや・・・」 『ぞんなぁぁぁ・・・やぐぞくが・・いだいぃぃぃ・・・ち・・ちがうでしょぉぉぉ!』 『!』 ドスまりさは抗議するが聞き入れてもらえない、 隠れて様子を伺っていたスィまりさは、 この事をあーくえんぜるさんに教えるため、急いで引き返していった。 『おぜうさまはつよいんだどぉぉぉ!』 3匹同時にまりさに襲いかかり、餡子を一気に吸い上げて皮のみにしていく、 だが倒した隙を別の通常種に襲われる。 ガブ 『いだだ!だずげでぇぇぇぇ!!!』 『うバうばウバうびゃうばウマ』 この繰り返しで戦場は混沌としていた。 『むきゅう!あっちのれみりあにぶつけてちょうだい!いしさんのよういもわすれないでね!』 生き残るべく、必死にぱちゅりーは指示を出していく。 『わがったんだよぉぉ!』 『くらうんだみょん!』 『あっちいけぇぇぇ!』 あーくえんぜるさんは、全員必死で戦っていた。 狂った通常種は希少種どころか、仲間までも襲いだしている。 このままでは、いつ自分達にも危害が及ぶか知れない状態であった。 『ぱちゅりー!ここはもうすぐみずさんがくるよ!ゆっくりしないでにげてね!』 スィまりさが上流から戻ってきた。 『むきゅう!みずさん?それはいけないわ!でもこのままじゃにげられない・・・』 周囲を希少種と狂ったゆっくりで囲まれているのである。 動きを自由にはさせてもらえなかった。 それでも逃げなければならない・・・・・ 無理してでも強行突破するしか、手段は残されていなかった。 『とつげきだみょぉぉん!』 『いぐんだよぉぉぉぉぉぉぉぉ!』 ドーーーーン 次々と、敵味方関係なく跳ね飛ばして行く。 だがそんな進行も長くは続かない・・・・目の前にれみりあが現れる。 『しぬんだどぉぉぉぉぉぉ!!!』 れみりあの口が大きく開かれる。 ここに逃げ場所はない、恐怖でみな思わず目をつむりうずくまる。 その時、上空に大きな影が横切る。 バッサバッサバッサ ドーーーーン 『なんなんだどぉぉぉぉ?』 れみりあは影に吹っ飛ばされた。 皆が目を開くとそこには大きな背中があった。 黒い大きな翼を広げ、あーくえんぜるさんの盾となってそこにあった。 『ぱちゅりー大丈夫ですか?』 皆、その声に聞き覚えがあった。 『む・・・むきゅう?さとりなの?』 ぱちゅりーは震える声で尋ねる。 死んだはずと思っていた仲間の声・・・困惑と希望が入り混じる。 『はい!心配をかけました。ここは私が引き受けます! みんなは早く逃げて下さい。』 援護を引き受け、皆に撤退を促すさとり。 『むきゅう・・・だめなの・・・・ここにはもうすぐ、いっぱいのみずさんがくるの・・・ でも・・・れみりあやゆっくりしなくなったみんながいて・・・・・ ぱちゅたちはおとりにされのよ!にんげんさんにだまされたのよ!』 涙を流しながら叫ぶぱちゅりー。 『そうですか・・・・分かりました!道は私が切り開きます!』 そう言うとさとりは、黒い翼を大きく広げ宙を舞うが如く飛んだ。 そして前方にいる希少種達に向かっていく。 『ううぅ?おじぇうさまのすてきなおぼうしがぁぁぁ!!』 『かえすんだどぉぉぉ!!』 『ゆっくりできないんだどぉぉ!』 『おぼうしぃぃぃぃ!!』 次々にゆっくりの命とも言うべきお飾りを奪っていく、 大切なお飾りを求めて、皆さとりを追いかけていった。 『あいたんだみょん!』 『むきゅう!いまよ!いそいでちょうだい!』 『わがったんだよぉぉ!』 さとりを追いかけて開いた道をあーくえんぜるさんは猛進して行く、 「さてそろそろいいだろ・・・水門あけっぞ」 「「「了解っす」」」 ギィギィギィギィ ザァァァァァァァァァァァァァ ついに水門は開け放たれた。 川原一杯に濁流となって押し寄せていく。 『おみずさんこないでぇぇ!』 『ゆっくりできないぃぃぃ!』 『わがらないよぉぉぉぉ!!』 次々と濁流に呑まれていくゆっくり。 『むきゅう!いそいでぇ!』 あーくえんぜるさんは必死に山を登って行く、 さとりはお飾りを高台に放り投げて、まだ川原にいるゆっくりの救出に行く。 『おまえは!あのときの!』 ゆうかは、川原の真ん中でこちらに向かって飛んでくるさとりを見つける。 そのまま、さとりに襲いかかった。 ガシ だがゆうかはさとりの両手に捕らえられる。 その直後、今迄いた場所を濁流が飲み込んでいくのが見えた。 さとりはゆうかを高台に降ろすと、他にも助けれるゆっくりがいないかを探しに行ってしまった。 『あいつ・・・・』 ゆうかは何が起こったのかは分からなかったが、 自分がさとりに助けられたのだと言う事は理解できた。 『おねいちゃんがきゃえってきちゃんだにぇ』 子ありすは、さとりの帰還を喜びはしゃいでいた。 だがそこに現れる3匹のれみりあ 『れ・・・れみりあだぁぁぁぁ!』 逃げた通常種を追っていて、難を逃れた運の良いゆっくりである。 『こうまかんにもってかえって、でなーにするんだどぉ』 『いやぁぁぁたちゅけちぇぇぇぇ!!』 1匹が子ありすを掴むと飛び去って行く、そこに戻ってきたさとり。 だが子ありすを追えば、ぱちゅりー達が危ない! さとりに選択の余地は無かった。 『いただきまんもすなんだどぉ・・・れみりあのかりすまなおぼうしがぁぁぁ』 『あまあまいただくんだ・・・・かえすんだどぉぉ!』 すかさず2匹のお飾りを奪い、そのまま子ありすを追った。 既にかなりの距離を離されている。 現時点で追いつくのは不可能であった。 『ありす・・・・・・ごめんなさい・・・』 お飾りを捨てぱちゅりー達のところへ戻る。 人間が確認に来る前に、皆を安全な場所まで非難させる必要があったのだ。 行くあてのないあーくえんぜるさん一行は、灯台の群れへと引き返すしかなかった。 『さとりぃぃよかった・・・よかったよぉ・・・』 出迎えてくれたこいしは、さとりの生還を泣いて喜んでくれた。 この時教授は、出かけていて会う事は出来なかった。 管理者の許可は得られなかったが、 こいしの強い要望で、灯台の群れへと仲間入りする事となった。 『むきゅう!よろしくおねがいしますわ。 でもここのおさはやっぱり、きょうじゅさんでいいのかしら?』 『ちがうよ、ここのおさはこいしだよ。 そしてきょうじゅはかんりしゃさんなんだよ。ゆっくりりかいしてね』 『かんりしゃさん?よくわからないわ・・・・でもゆっくりりかいしたわ。』 管理者が何を意味しているのかは、ゆっくりには理解しようが無かった。 だが頼るしかないのである。 ぱちゅりーは、それだけは理解出来た。 落ち着いた一行は、やっとさとりの話を聞く事が出来た。 『わたしはもう・・・・希少種とか通常種とかの争いはしたくありません・・・・ これからは戦いと止めるために戦います! ぱちゅりー達がまだ希少種と戦うのであれば、さとりはここから出なければなりません・・・・』 『むきゅう・・・さとり・・・あんしんしてちょうだい、ぱちゅもそのいけんにさんせいよ。』 さとりに賛同するぱちゅりー 『こいしたちは、さいしょからちゅりつはよ。せんそうはゆっくりできないからね。』 こうして彼女達の今後の方針は決まった。 これがどれ程難しい事なのか、誰もまだ理解してはいなかった。 つづく ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー もう少しで終われそうなので、なんとか完結まで書かせて下さい。 前回より少し長くしてみました。 書いておいて何なのですが・・・・・ こんな与太話が長いと読み辛くないですか? この様なSSを読んで頂いただけで感謝です。 誤字・脱字等あれば勘弁して下さい。 これまで書いた物 ふたば系ゆっくりいじめ 1097 ゆ虐ツアー ふたば系ゆっくりいじめ 1111 ゆ虐ツアー お宅訪問編 ふたば系ゆっくりいじめ 1116 雪原のまりさ ふたば系ゆっくりいじめ 1122 ゆヤンワーク ふたば系ゆっくりいじめ 1129 まりさの思い出 ふたば系ゆっくりいじめ 1152 まりさとつむり ふたば系ゆっくりいじめ 1154 ゆっくり種 ふたば系ゆっくりいじめ 1156 ゆっくり種2 ふたば系ゆっくりいじめ 1160 まりさとおにいさん ふたば系ゆっくりいじめ 1169 ゆっくり種3 ふたば系ゆっくりいじめ 1174 まりさとまま ふたば系ゆっくりいじめ 1188 ゆっくり種4 ふたば系ゆっくりいじめ 1192 まりさとおちびちゃん ふたば系ゆっくりいじめ 1209 ゆっくり種5 ふたば系ゆっくりいじめ 1215 まりさとリボン ふたば系ゆっくりいじめ 1219 まりさと春 ふたば系ゆっくりいじめ 1228 ゆっくり種6 ふたば系ゆっくりいじめ 1240 ケーキ トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る とってもゆっくりしたSSさんだね!つづきをゆっくりまつよ! -- 2012-11-24 14 02 40 続き楽しみにしてますよ 頑張ってくださいo(^^)o -- 2012-08-30 12 30 47 非常に続きが楽しみです -- 2011-12-30 16 49 52
https://w.atwiki.jp/onthecorner/pages/194.html
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1555.html
彼女はそこにいた 3KB 小ネタ 短いです 「ゆっくりしていってね!」 帰宅途中、道端のゆっくりれいむに声をかけられた。 この辺りでゆっくりを見かけることは多い。 野良犬や野良猫――田舎なので今でも珍しくもないのだ――もわりと多いが、野良ゆっくりも同じくらい見かける。 もちろん、ペットとしてゆっくりを可愛がっている人もいる。 「ゆっくりしていってね」 私がそう挨拶を返すと、れいむは満足そうに唇の端を上げた。 「ゆっ! おにいさんはゆっくりしているにんげんさんだね!」 「ははっ。そうかな」 お互いの顔を見つめて微笑みあう。 ゆっくりが好きか嫌いかと聞かれたら――どちらでもない。善良なゆっくりならかわいいとも思うし、性根の腐ったゆっくりなら、潰してやりたいとさえ思う。 私だけではない。世間のゆっくりに対する関心なんて、大多数がそんなものではないだろうか。 「れいむ。おまえ、いつからここにいるんだ?」 「ゆっ! ずっとまえだよ! おひさまさんがおそらにいるときからだよ!」 朝――昼かも知れないが、どちらにしてもかれこれ8時間以上はここにいるのか。 「それじゃ、ごはんは? お腹が減ってるんじゃないのか?」 「おなかはぺーこぺーこだけど、れいむはがまんできるよ!」 我慢できる、か。――なるほど、『いい子』ではあるらしい。 それにしたって、長時間飲まず食わずは酷だろう。 「近くの公園で、ゆっくりがたくさん暮らしているんだ――何だったら、そこにいってごはんを貰ったらどうだろう」 私のその提案にも、れいむは頑として首を縦に振らなかった。「れいむはいいこだから」だそうだ。 「ゆっくちんっ!」 れいむがくしゃみをした。寒いのだろう。この季節、夜の冷え込みは厳しい。 「大丈夫か、れいむ?」 私が声をかけると、 「へ、へいきだよ! れいむはいいこだからがまんできるよ!」 そう言って、れいむは笑った。 「ゆっくちんっ!」 れいむがまたくしゃみをした。 そのくしゃみが何だか可愛らしかったので、 「れいむ。一晩だけなら、私の家で世話してあげられるが――どうだ? 一匹でこんな所にいるのも危ないし、何より寒い」 私はついそう言ってしまった。れいむの健気さに心を打たれてしまったらしい。 それは私にとってもれいむにとっても、ためにならないことだと理解している。中途半端な優しさは、何事においても逆効果なのだ。 しかしれいむは、この申し出を断った。 「おにいさん、ゆっくりありがとう! でも、れいむはここにいるよ!」 「…………」 にこやかに笑うれいむを見て、私は変な同情心を出したことを恥じた。 れいむがそう言うなら、それでいいのだろう。――よけいなお節介はやめておこう。 「そうか。いや、れいむの好きそうなあまあまもあったんだが――残念だよ」 「ゆぐっ? ……れ、れいむはここにいるよ!」 私の意地悪にも動じない。れいむは『とてもいい子』だ。 私はれいむのリボンに付いているバッジを見て言った。 「おまえは『とてもいい子』なのに、どうして銅バッジなんだ? 金は無理でも、銀ならなんとかなりそうなものだが」 銅バッジはあくまでも「飼いゆっくりの証明」でしかないのだ。野良よりまし――その程度だ。 「ゆゆ~ん。れいむは『おばか』だから、ばっじさんのしけんにおちちゃったんだよ……」 そう言って、ゆへへ、と恥ずかしそうに笑うれいむ。 なるほど、合点がいった。 『おばか』なら仕方ない。 「ゆっくちんっ!」 三度目のくしゃみだ。 れいむの丸い体はすっぽりとダンボールに納まっている。ただし、上半分は外にむき出しだ。あれでは防寒もなにもあったものではない。 「じゃあ、私は行くよ、れいむ」 「ゆっ! れいむはここにずっといるよ! おねえさんが『ここでじっとまっていなさい』っていっていたからね!」 私はれいむから視線を下げ、ダンボールに書かれている文字を読んだ。 ――拾ってください。とてもいい子です―― 「れいむいいこだから、いわれたとおりゆっくりここでおねえさんをまつよ! おにいさんもゆっくりしていってね!」 「ああ、ゆっくりしていってね」 れいむに背を向け、気持ちを切り替える。 そう遠くない場所に犬の鳴き声が聞こえたが――私にはもう、関係のないことだった。 (了) 以前書いたもの…… ふたば系ゆっくりいじめ 525 犬 ふたば系ゆっくりいじめ 532 川原の一家 ふたば系ゆっくりいじめ 554 ゴキブリ(前編) ふたば系ゆっくりいじめ 555 ゴキブリ(後編) ふたば系ゆっくりいじめ 569 ねとられいむ ふたば系ゆっくりいじめ 622 格子越しの情景 ふたば系ゆっくりいじめ 654 奇跡の朝に ふたば系ゆっくりいじめ 715 下拵え ふたば系ゆっくりいじめ 729 ある日の公園で ~the Marisas and men~ トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ペットポイ駄目田舎者のすること他飼いゆ殺したりするから -- 2013-04-04 04 33 57 ↓飼いゆは潰しちゃだめ。(飼い主以外) ルールを守って楽しく虐待! -- 2012-10-19 01 19 42 野良、野生のゆっくりを見かけたら潰して最寄りのゴミ箱へ。 これは電車でお年寄りに席を譲るのと同じくらいの常識。 飼いゆはつぶしてから捨てる。 これは散歩中のペットのふんを飼い主が処分するのと同じくらい常識。 人間に対しても、ゴミ捨てに関してもマナーが低下しています。 あなたが変われば社会が変わる。 AC 公共広告機構 -- 2011-11-05 00 10 04 面白かったです!とてもQNQNできました! 自分で処分せず無責任にも捨てるクズ飼い主は許せませんがそれは置いといて 疑う事を知らないおばかな善良ゆっくりだからこそよりQNQN出来るんですよねw この善良おばかれいむが数日後にそのままダンボールの中で黒ずんでるところを想像すると もうゾクゾクしちゃいますw この作者様のssはどれもゆくっり出来て大好きです -- 2011-07-15 07 14 48 薄汚いゴミを道に捨てるな 元飼い主は吊っとけ -- 2010-12-18 20 26 04 こんな善良だとゆっくりできねぇ… -- 2010-09-22 01 37 20 きちんとゴミ出しは人としての義務だよ -- 2010-08-02 01 34 04 そうだよ。饅頭の始末は胃袋で! -- 2010-07-25 18 39 16 きちんと分別してゴミに出さないと -- 2010-07-25 07 47 00 飼い主は無責任だ。捨てるな。喰え。 -- 2010-07-13 09 55 17
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1481.html
展示品 2KB 虐待-普通 小ネタ 理不尽 実験・改造 加工場 現代 即興、短いです この馬鹿が今まで書いた駄文 ふたば系ゆっくりいじめ 673 昆布巻き ふたば系ゆっくりいじめ 682 ゆ虐カフェ nue024 不夜嬢レッド 【展示品】 『ゆ!まっくらだよ!なにも見えないよ』 れいむが覚醒したとき、何も見えなかった。 餌に混入されたラムネ粒で眠ってる間に眼球を抉り取られ、蝋でつくられた義眼に 入れ替えられてしまったから。 『れいむさかさまだよ!うごけないよ!ぴこぴこもできないよ!』 れいむはまったく身動きができなかった。 眠ってる間に上下逆さまの状態にされ、石膏で固められてしまったから。 『しゃべれないよ!おくちもうごかせないよ』 石膏は、口の中まで詰め込まれ、とっくに硬化した後だった。 『あついよ!なんだかすごくあついよ!』 石膏で固められたれいむは、高温の炉の中に入れられているのだ。 『あついよ!あんよがあつくていたいよ!』 れいむのあんよには発泡スチロールの棒が差し込まれていた。 炉の熱でそれが溶け、れいむはあんよに開けられた穴から直接高熱に曝されているのだ。 『たすけてね!れいむをたすけてね!れいむしにたくない!』 れいむを助ける者などどこにも居なかった。 やがてれいむは、内部の餡子が沸騰して死に、高熱で跡形も無く焼き尽くされた。 かーん かーん れいむを詰め込んでいた石膏の塊が、ハンマーで割られる。 「これは、きれいにできてますね」 中からでてきたのは、れいむの形をした金属の塊。 「20回目でやっと成功ですね、間に合ってよかったです」 「れいむなんていくらでも居るからな、予定より早くできてよかったよ」 20体のれいむを犠牲に作られた金属の塊、 それはかつて存在したが現存していない、全身を鉄に変化させることができたという 『アストロンれいむ』のレプリカ標本だった。 さまざまな製造方法が検討された結果、生きたれいむを使って石膏型を作り、 れいむは型ごと高温の炉に入れて焼き尽くし、その後金属を流し込んで鋳造する方法が 採用された。 目の部分は、黒目の部分を凹凸で表現した蝋製の義眼にいれかえることで、それらしく 見せることに成功した。 れいむは当初、処刑を兼ねてゲス個体を使用したが、型作成中に暴れるなどして問題が 在ったため、途中で需給調整で余った善良個体に変更された。 加工所の資料館で開催された『れいむ展』のために製作され、展示されたそれは、 大した注目を集めることも無く忘れ去られた。 今は倉庫の片隅で埃を被っている。 終わり 心を入れ替えて、ゆっくりがモノとして淡々と使い捨てられる話を即興で。 『アストロンれいむ』は最近見ないので現代では絶滅したという設定です。 幻想郷ならともかく現代では利用価値ないですし。 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ↓その通り、食糧や堆肥の足しになれば役立っている方。 大体、アストロン化って時間経過で戻るから鉱業では使えないww -- 2018-01-09 16 18 25 ゆっくりに高価な資源価値があったらなんとなくゆっくり出来ない 饅頭の材料くらいが丁度いいよ -- 2011-06-22 07 36 17 ↓いやいや鉄の需要めちゃくちゃあるって。日本は鉄資源ほぼ輸入だかられいむで全て賄えるなら重工業企業の負担が大きく減ると思うぞ。 -- 2011-02-13 14 35 34 アストロンれいむ絶滅したのかw まぁ鉄の需要は無いが、レアメタルに変化するなら研究されてそうだなー -- 2010-10-27 19 00 16
https://w.atwiki.jp/baragakuen-highschool/pages/417.html
長編作品4 戦球~幻の黒龍サーブ~ バレンタインはドッキリの日 ein rondo ~輪廻曲~ 『triangle』 蒼星石と海に征く 『私、ジャンクじゃない』 靴とスリルと苺ミルク 熱血!ビー魂~ワイルドバーンの咆哮~ 【感想】熱血!ビー魂~ラストショット~【テスト中】 スキーに行こう! 「Tempering」 『バンドはじめました?~文化祭一週間前~』 「人形の想い」 -柔らかい首輪- 『fragile memory』 『あなたの瞳に映るのは』 『結婚おめでとう』 向日葵の手紙 『絆を下さい』 白雪姫と黒い姫。 コノ子ノ名前ヲ呼ブ時ニ 豆まき キンダーハイム MYFAIRFRAGMENT(マイ・フェア・フラグメント) 遠い日の約束 ○足ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴 あなたが好きです 万引き 【薔薇水晶とジュン】1 【お酒を飲んだら少しの嘘とたったひとつのほんとうのことだけが残った話。】 今日は何の日? 真紅爆発!!ベジータがやらねば誰がやる。 『教師たちの臨海学校』 『走れ!雛苺』 LikeじゃなくてLove 『summer』 『ある薔薇乙女達の鍋』 『終わらないストーリー』 さくらだくんとともえちゃん 『blindlove』 【薔薇水晶とジュン】終わった話と、始まった話。 ~『ねえ!ジュン!』~